ふたりの記憶に香る、永遠のローズマリー
マリッジリングに刻まれた二人の思い出と愛の象徴。古代ギリシャの時代より、神秘的な植物として祝事や結婚式に用いられてきたローズマリーをモチーフにしたマリッジリングです。ローズマリーの記憶に残るさわやかな香りのように、瑞々しくさわやかな日々へ、、お二人を導いてくれるリングです。
今回取材したのは、現在はルビーやサファイヤなどのカラーストーンを用いたジュエリーを取り扱っている入社2年目の内田さん。Kaoriのコンセプトや、魅力をたっぷりとお聴きしました。
地元に根付くジュエリーに魅せられた
ーそもそもジュエリーデザイナーを目指されたきっかけは何だったのですか?
幼い頃から宝石などキラキラしたものが好きだったのがキッカケです。高校生の頃にジュエリーが山梨の地場産業であると知りました。甲府市に公立の専門学校があることや、絵を描いたりモノづくりが好きだったこともあり、ジュエリーデザイナーになりたいなと思うようになりました。
Koo-fuプラチナだからこそ表現できる、ローズマリーの美しさ
ーこちらが内田さんがデザインされたKaoriですね。側面のデザインがとても印象的ですが、デザイン面でこだわったポイントを教えてください。
古代ギリシャの時代より、神秘的な植物として祝事や結婚式に用いられてきたローズマリーの葉をモチーフにしました。ローズマリーは寒さに強く、冬でも青々と茂ることや記憶に残るさわやかな香りを放つことから、「永遠」「変わらぬ愛」「思い出」「記憶」などを表します。リングの側面に施されたローズマリーの葉の模様は、Koo-fuプラチナだからこそできる繊細なものです。側面にデザインを施した分、形をシンプルなストレートラインにして、上面に女性はダイヤ、男性はテクスチャーを施しました。
ー細部までこだわりがつまった個性的なデザインですが、デザインから製品化までで何か大変だったことはありますか?
側面にデザインを施したリングは、結婚指輪の中でもちょっと珍しいものだと思います。側面に高さが出ると、どこかにぶつけてしまったりする可能性が出るため、男女それぞれの手の形に合わせてちょうど良い高さになるように何度も修正を繰り返しました。また、側面の模様は大きすぎると雰囲気を損なってしまい、小さすぎると加工する際に潰れてしまいます。Koo-fuプラチナの硬く繊細な加工ができる特性を活かしながら、職人さんと打ち合わせを重ねて製作しました。
ー“Kaori”という名前には、どのような想いを込められたのでしょうか。
このリングはローズマリーをモチーフとして使用しています。ローズマリーと言えば料理だけでなくフレグランスにも用いられる、あのさわやかな香りを思い浮かべる方も多いと思います。そこから“Kaori”と名付けました。
ーそれでは最後に、内田さんのこだわりや素敵な想いがたくさん込められたKaoriの魅力を教えてください。
リングの上面と側面で二つの表情が楽しめることです。側面のデザインは身に着けている方には見えやすいですが、周りの人の目には触れにくいのが特徴です。そのためビジネスシーンなどでも身に着けやすいものとなっています。他の人とは一味違ったデザインをお探しのお二人におすすめしたいリングです。日々の何気ない仕草の中でちらりと目に入るモチーフが、記憶に残るローズマリーの香りのようにお二人の大切な気持ちを心に思い出させてくれるでしょう。